エルメスが祇園とコラボ?京都に期間限定ショップ来年夏迄

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出典先:http://www.fashion-headline.com/article/2016/11/02/15909.html

日本が誇る古都、京都。アメリカ大手の旅行雑誌、トラベルアンドレジャー(Travel +Leisure)が発表した世界都市ランキング情報(The World’s Best Cities)によると、一昨年、昨年と連続してなんと、京都が1位だった。

ランキングの影響もあり、外国からの観光客が殺到。どこへ行っても混雑の為、残念ながら今年は6位まで後退した。とは言え、混雑が無ければ世界中の旅行者が行きたい都市No. 1。その京都にまたまた人気になりそうな観光スポットが誕生したので、ご紹介します。

なぜ、京都にエルメスが???

★老舗デパートのプロジェクトから始まった、エルメス×京都

老舗デパート、大丸松坂屋百貨店が創業300周年を記念し、京都・祇園の町屋に出店するというプロジェクトを立ち上げた。
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出典先:http://building-pc.cocolog-nifty.com/map/2014/08/2014830-2605.html

町家とは、江戸時代の中期に形成された建築様式。特徴としては表通りに面した職住一体の建物。表記は町家でも町屋でも良いが、町家は住宅を、町屋は店舗を表すと言われている。

このプロジェクトは老朽化する町屋を保存し、且つ地域の活性化を狙う。大丸松坂屋百貨店は、地元の人々に「大丸さん」と呼ばれ親しまれているデパート。その大丸さんだからこそ出来る、地域密着、活性化を目的としたプロジェクトなのだ。
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出典先:http://harpersbazaar.jp/news/hermes-kyoto-gion-161104-hns

今回、老朽化して空き家となった木造二階建ての、元は”伊藤”というお茶屋を1億円かけて改装。今年の11月3日から、来年の7月末までの9ヶ月間、パリの老舗ブランド、エルメス(HERMES )が期間限定で入っている。

また、エルメスを選んだ理由としては、京都に相応しい歴史あるブランドということが決めてとなったようだ。

観光にもぴったりな景観で、
新たな人気スポット誕生か?

★景観も、立地も、内装も一見の価値あり!
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出典先:http://www.fashion-headline.com/article/2016/11/02/15909.html

歴史ある景観が残っている町屋。今回のショップは、京都五花街の一つである祇園東の花見小路通に面している。
内装は釘や接着剤を一切使わない”木組み”や”組子”という伝統建築工法を用いている。

また、什器には1555年創業の京友禅の老舗、千總が染めたシルク布が用いられているし、内装設計は、数々の賞を受賞されている建築家の鬼木孝一郎氏が率いるデザインスタジオが手がけた。外観にはほとんど手を加えず、内装はモダンでシンプル。しかしその中には緻密な計算がなされており、50mm角の木材で組まれた什器は組み替えると別の形状に利用できるという。

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出典先:http://architecturephoto.net/57181/

ショップを訪れるだけでも歴史とアートに触れられる素敵な空間になっている。

★何度行っても楽しめる?また行きたくなる仕掛けがあった!

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出典先:http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Fashion_headline_15909/

オープンから1ヶ月、まずエルメスがテーマにしたのは、代表的スカーフ・カレ(90cm)。お客様が持ち込んだ思い出のあるスカーフをピンクかブルーに後染めしてくれるサービス(シルクイベント「HERMESMATIC」のディップダイ)を行っていた。本来なら11月末までのサービスだったが、好評により、12月7日(水)まで延長したと、公式サイトが発表した。また、シルクの展示も好評により延長したそうだ。

▼これで染める?エルメス色に染まった洗濯機
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出典先:https://www.fashion-press.net/news/gallery/26760/467512

これからはクリスマスシーズン。ギフトにぴったりなアクセサリーやスカーフも充実するそうだ。

2016年12月9日(金)〜2017年1月18日(水)までは、新たに自然をテーマにしたイベントが開催される予定。1階から生えている木は2階へと伸び、2階に森のような世界が広がるという。その木には新年の抱負や願い事などを結びつける事もできるようだ。

来年(2017年春夏)コレクションの新作のカレ(スカーフ)”ブリッド・ドゥ・ガラ・タトゥ”をバックにフォトブースも設置されるという。また、祇園店では、限定のスカーフ”ブリッド・ドゥ・ガラ・ ラブ(税抜き52,000円)”が販売される。※公式オンラインショップでも購入可能

▼ハートが可愛い、限定のスカーフ”ブリッド・ドゥ・ガラ・ ラブ”
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出典先:https://www.fashion-press.net/news/27572

エルメス祇園店詳細情報

  • オープン期間:2016年11月3日〜2017年7月31日(月)
  • 住所:京都市東山区衹園町南側570番地8
  • 営業時間:11時〜19時
  • 定休日:木曜日
  • 年末年始臨時休業:2016年12月31日(土)~2017年1月2日(月)
  • エルメスジャポン問い合わせTEL:03−3569−3300
  • エルメス祇園店(公式サイト):http://www.maisonhermes.jp/feature/349857/
  • 店舗面積:約210平方メートル(二階建て)

※その他キャンペーン、臨時休業などの情報は公式サイトでご確認下さい。

知ってると話したくなるエルメスのスカーフの小ネタはこちら

最後に

もう終了してしまったが、先月11月17日(木) ~ 11月30日(水)には、京都のギャラリーでシャネル(CHANEL)のビューティーイベント「LE ROUGE ET AKA(ルルージュエアカ)」が行われていた。これは、シャネルのデザイナーが発信する赤×京都伝統の日本の赤の出会いがテーマ。限定フェイスパレットの発売や、無料でメイクアップしてもらうサービスも行われていたそうです。
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出典先:https://www.fashion-press.net/news/27031

▼数量限定ルミエール ドゥ キョウト(2016年12月2日(金)発売)税込8,640円
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出典先:https://www.fashion-press.net/news/gallery/27031/468706

京都は外国からの観光客に人気の街。富裕層も多く訪れる。その観点からも京都に店を出すメリットは大きいと思われる。

そして馬具工房として始まったエルメスは、職人達の技術、伝統を大事にしながら発展してきた歴史がある。そういった部分が古都、京都にリンクして今回の期間限定ショップ出店となったようだ。また、エルメスの後もハイブランドが入るという予定もあるようだ。

エルメスの公式サイトには、「東西異なる文化を超えて、京都とエルメスは結びついた」と記してある。また、「季節、時節に合わせて常に変化に富んだ提案を繰り広げていく」とある。日本には四季がある。京都の四季は国内外を問わず人気が高い。

今回のエルメス祇園店は夏までの期間限定ショップだが、冬、春、そして夏…どんな風に訪れた人を楽しませてくれるのか?これからのエルメス祇園店の展開に要注目だ。

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