2016年ブランド検索5位!ヴェトモンとは?人気急上昇


出典先:http://www.upscalehype.jp/2016/01/6880/

あなたは、VETEMENTS(ヴェトモン)というブランドを知っていますか?ファッション通ならもうご存知でしょう、オーバーサイズのパーカーなどで今最も世界でアツイと盛り上がっている今大注目のファッションブランドです。

2014年に設立したばかりなのに、何故こんなにも急速に人気ブランドになり得たのか?リサーチした結果、興味深いブランド戦略が見えてきました。ヴェトモンの人気の秘密に迫ってみたいと思います。

1分で分かるヴェトモンの歴史

ヴェトモンの事を知らなかった方、必見!

★わずか3年!ヴェトモン歴史は始まったばかり

2014年にフランスで設立されたファッションブランド。 兄でデザイナーのDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)氏と、弟でCEO(最高経営責任者)のGuram Gvasalia(グラム・ヴァザリア)氏のグルジア人兄弟ヴェトモンを立ち上げた。

兄のデムナ・ヴァザリアは、2015年より、BALENCIAGA(バレンシアガ)のデザイナーも務めている。

又、Maison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ、現Maison Margiela メゾン マルジェラ)LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)でシニアディレクターの経験も積んできた実力者。最高経営責任者の弟グラム・ヴァザリアも僅か3年で人気ブランドへと成長させたかなりのやり手だ。

▼兄のデムナ・ヴァザリア

出典先:https://www.wwdjapan.com/5435

評価が高かったのは、昨年2016年春夏コレクション。特徴は、昨今流行中のビッグシルエット。特に袖が極端に長く、オーバーサイズでだるだるに着こなす。これが海外セレブや若者を中心に注目を集める。

基本的にユニセックスだが、2016〜2017年秋冬コレクションでは初めてメンズを発表。ますます注目を浴びている。

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たった3年で、ファッション界を席巻したヴェトモン。ファッションの今を伝える情報誌「WWD ジャパン」のサイトWWD JAPAN.comで昨年2016年にサイト内で検索されたワードで上位5位にこのヴェトモンがランクインしていました。

オーバーシルエットの流行もあり、飛ぶ鳥を落とす勢いの今最もアツイブランドの一つと考えて間違い無いでしょう。

人気急上昇のキーを握る、ヴェトモンCEOの堅実なブランド戦略とは?

デザインが人気ってだけじゃない。ヴェトモンが何故こんな短期間で世界的に人気のブランドになっていったか?あらゆる業界の経営者にもヒントになる利益を確実に得るCEOグラムの経営術をご紹介します。

★短期間でヴェトモンを世界的人気ブランドへ押し上げた弟のCEOグラム・ヴァザリアとはどんな人物?

▼弟のグラム・ヴァザリア

出典先:https://yakkun-fashion.jp/vetements_ceo_guramgvasalia/

兄のデムナも優秀だが、弟のグラムも輝かしい経歴を持つ。数字に強く、国際ビジネスと経営学、そして法学の学位を持つ秀才。ファッション界では、Burberry(バーバリー)のセールス部門で実績を積んだ。

★常識外れだが至って堅実な経営戦略

グラムCEOは、危機感を持っていた。”過剰生産”、”多すぎるコレクション”これらによってストレスとプレッシャーを感じるデザイナーたち。 ”多すぎるコレクション”という問題を解決するため、今後ウィメンズとメンズコレクションを同時に開催し、プレコレクションを無くす計画だという。コピー商品が出回るリスクを避けるためでもあるようだ。

”過剰生産”というリスクに対しても考えがある。需要と供給のバランスが崩れ、余った製品はセール品となる。売り上げを確保するため、今までファッション界は必要以上に製品を世に送り出してきた。ヴェトモンの戦略は、需要より少ない数を供給すること。これが売れ残らない、セールしなくて済むということなのだ。

そして今の所、直営のネット販売などはしていない。理由はヴェトモンというブランドを立ち上げた時、助けてくれたのがヴェトモンを取り扱い、販売してくれた各ファッション小売店サイトだからだ。直営を始めてしまうと、それら恩義のある小売店の利益を損なう可能性がある。グラムCEOは義理堅い男なのだ。

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ファストファッションが巷のファッションを席巻している昨今、大量生産・大量消費に待ったをかけるヴェトモンの取り組み。世の中の流れに一見逆らっているようにも見えるが、”確実に売り切る”・”自分たちの製品の価値を高める”と言う戦略は大成功を収めているようだ。果たしてこの流れは他のブランドも巻き込むのであろうか?

ヴェトモンの服が欲しくなった貴方へ

希少性の高いヴェトモンが購入したい!実店舗とサイトをご紹介

★ヴェトモンが買える!日本のセレクトショップの通販サイト

★ヴェトモンが割安?完売品があったらラッキーな、海外通販サイト

  • SSENSE※海外サイト(日本語にも対応している)
    公式サイト:https://goo.gl/5nniCo

★日本で唯一の実店舗!どこでヴェトモンの服が買えるの?

ヴェトモンの服が実店舗で購入できるのは、日本では東京・表参道のADDITION ADELAIDE(アディッション アデライデ)のみ。バレンシアガを日本での設立当時から今まで取り扱っていることからの繋がりで、ヴェトモン独占販売の権利を得たという。10万円近いパーカーが限定50着で約2週間で売り切れた人気ぶり。

こちらもヴェトモンの兄弟のように、創業当時からのバイヤーでもある母が25年かけて築いたブランドとお客様への信頼関係を娘が引き継いでいる老舗のショップだ。母娘タッグで人気ブランドヴェトモンの独占販売に結びつけた。

公式サイト:https://adelaide-addition.com

左:母(長谷川真美子氏)と、右:娘(左希子氏)出典先:https://www.wwdjapan.com/371936

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日本のサイトはポイントが貯まるところがあったり、首都圏を拠点としているセレクトショップの公式サイトだったりで安心感があります。 しかし、海外のサイトも日本語対応だったり、完売品が買えたり日本より割安で購入できたりメリットもいっぱい。品揃えもそれぞれなので、購入を検討している方は一度全部のサイトを見るのがオススメです。

メンズコレクション発表で益々アツイ、ヴェトモンの世界とは?

百聞は一見に如かず!ヴェトモンのコレクションをご紹介します。

★初のメンズコレクションを交えて話題に!2016-17年秋冬パリプレタポルテコレクション




上2つの画像・出典先:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/23212/405571

★最新!2017-18年秋冬パリメンズコレクションはモデルも斬新?

年配の女性だったり、用心棒風の男性だったり、はたまたミラノ風マダムまで!!ベタなステレオタイプのファッションを表現。ユニーク!!


出典先:http://www.fashionsnap.com/collection/vetements/2017-18aw/gallery/index7.php

ヴェトモンらしさが光る、オーバーシルエットは勿論、健在。


出典先:http://www.fashionsnap.com/collection/vetements/2017-18aw/gallery/index24.php

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トレンドのオーバーシルエット、ルーズにも見える着こなし。ちょっと不良っぽさを感じるところも魅力の一つ。意外にも若者だけではなく、年配の方が着てもイケる所が懐の広さを感じさせる。

海外でも日本でも絶大な人気ブランドへ

海外セレブは勿論のこと、日本でもタレントのローラさんがテレビ番組「マツコの知らない世界」でヴェトモンの魅力について語ったり、三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さんがローラさんとお揃いのヴェトモンのパーカーを着用したことで話題になり、日本でも一気にブレイクした。

Outfit of the day! @vetements_official @thierrylasry @selectshop_adelaide

ROLAさん(@rolaofficial)がシェアした投稿 –

今後ヴェトモンは、会社自体をパリからチューリッヒに移すという。それは兄でありデザイナーのデムナのためだとCEOの弟グラムは言う。デザインを考えるのに最適なアトリエが見つかったらしい。今、デムナはヴェトモンとバレンシアガ両方のコレクション(年間計6回)を手がけている。それはとてつもない労力だから兄の仕事のやり易さを思ってのことなのだ。

類稀なる才能を持ったデザイナーの兄、敏腕な経営センスでファッション界をも変革しようとする弟。この二人がタッグを組んだヴェトモンにこれからもアツイ視線が注がれそうだ。

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