買取価格も左右する?お手入れコツと裏技★靴・シューズ編
- 2015-11-21
買取価格をアップする為にも、大切なご自分の靴を気持ち良く履く為にも、
どちらにしろお手入れはとても大切です。
前回の「洋服編」に続きまして、今回取り上げるのは、
「靴・シューズ編」
簡単にご自宅でできる方法を調べましたのでご紹介します。
出典先:http://openers.jp/article/22108
【革靴(スムースレザー)】
起毛や型押しが表面にされていない革、スムースレザーの靴のお手入れ方法です。
新品をおろす時にするべきこと
- 馬毛ブラシでほこりを落とす
- 乳化性クリームを塗り、豚毛ブラシでブラッシング
- カラ拭きする
- 防汚対策の為、防水スプレーをかける
以上は、月に1度行うと尚良いです。
日常のお手入れ
- 靴を脱いだらすぐシューツリーを入れる
- 馬毛ブラシでほこりを落とす
保管について
- 日常の保管・・・なるべく通気性がよく、高温・多湿を避ける。箱もなるべく入れないように。
- 長期の保管・・・汚れを落とし、陰干し後に保管。陰干しは1ヶ月に1度が理想。
お手入れグッズ色々
シューツリー
吸湿・脱臭効果もある木製が最適。バネ式やネジ式などあるが、大切なのは靴のサイズに合っているか。チェックするのは、甲のシワが伸びているか?幅が合っているか?踵の収まりが良いかの3点。
ブラシ
揃えたいのは2種類。馬毛ブラシはほこり落とし用。豚毛ブラシはクリームをなじませること。靴の色分揃えたい。その他、あると便利なのが、竹ブラシ。コバのほこりを掻き出してくれる。他、クリームを塗布するためのジャーマンブラシなど。
クロス
巻き方にコツあり。クリーナーを塗ったり、乾拭き用にも使う。
セーム革
仕上げ磨き用
出典先:http://www.randd.co.jp/howto/caresmooth/
靴のタイプ、仕上げたい雰囲気によって変わるお手入れ
ハイシャイン
光輝くように磨く。鏡面磨きとも呼ばれる。
メダリオンのお手入れ
穴を開けた装飾があるので、ワックスなどが詰まる。ジャーマンブラシなどでケアする。
コンビ靴のお手入れ
2色などで構成された靴は、色や素材ごとにお手入れするのが基本。
淡い色のパーツよりケアをする。
色移りが心配な時は無色のワックスを使用しよう。
《画像はハイシャイン仕上げ》
出典先:http://boutique.boq.jp/pickup/0021.html
トラブル対処法
《雨に濡れてしまった》
出典先:http://blogs.yahoo.co.jp/kutuya00/2704757.html
- 水を抑えるように拭く。シミてしまったら、水で濡らしたクロスで周辺をぼかしておく。
- アッパー全体をクリーナーで拭く。カビ予防になる。すごく濡れている時はある程度乾いてから。
- 内部が濡れていたら、タオルを入れたり、乾燥剤を入れる。
- シューツリーを入れて、風通しの良い場所で乾かす。
- 乾いたら、ほこりを馬毛ブラシで払い、クリーナーを塗って乾拭き。
- 保湿クリームを塗ったあと、数分置いてからクロスで乾拭き。
- 乳化性クリームを塗布し、豚毛ブラシでブラッシング。
- セーム革で仕上げ磨きをして、完了。
《カビが発生してしまった(黒カビ以外)》
- クロスでカビを払う。※このクロスは捨てること
- 汚れ落としのレザーローションをクロスに付け、全体を拭く。
- 浮いた汚れをクロスで拭き取り、完了。
※その他は基本メンテナンスをしておけば良い。ひどい場合は、消臭・抗菌スプレーをアッパーに塗っておこう。
《小キズがついてしまった》
- 靴の色にあった乳化性クリームをクロスで小キズに丁寧に塗る
- セーム革で磨く。完了。
《履きシワ対策》
基本的にできてしまった後の対策はない。シューツリーで伸ばす。
履いたら2日は休ませること。
【革靴(スエード)】
皮革をなめして表面を毛羽立たせたのがスエード素材です。
そのスエードを使用した靴のお手入れをご紹介します。
出典先:http://sakidori.co/article/22488
新品をおろす時にするべきこと
- スエードブラシ、豚毛ブラシでブラッシングし、繊維を逆立てる。
- 防水スプレーをかけ、10分乾燥させる。
- 繊維を寝かせるようにブラッシング。
※以上のステップを3回繰り返す
日常のお手入れ
新品をおろす時にするべきことと同様のお手入れでオッケーです。
定期的なお手入れ方法
- 汚れは研磨砂入りの消しゴムで軽くこすって落とす。
- 紐を外し、繊維の奥までブラッシング。
- 換気の良い場所でスエード用スプレーをまんべんなくかける。※局所的にかけるとシミになるので注意。
- 10分乾かして、完了。
※より良いお手入れは、再び繊維を逆立て、防水スプレーをかける。これを2~3回繰り返せば完璧!
トラブル対処法
《雨に濡れてしまったとき》
濡れたままのお手入れは、とにかく水分を取ること。乾かしてからする方法は、新聞紙を中に入れ、こまめに交換する。ナイロンブラシで毛の中の汚れを取ってから、内も外も水拭きをする。陰干しして完了。
《コーヒーをこぼしたとき》
濡れていればティッシュなどで水分を取る。シミ部分を水拭きする(ゴシゴシと毛の間も)。乾いたらナイロンブラシで毛を起こすようにブラッシング。屋外でスエード用スプレーをかけて完了。
お手入れグッズ色々
スエードやヌバックには、ナイロンブラシ、ゴムブラシ、金属ブラシの3種類があると便利なんだとか。
- ナイロンブラシ・・・表面を円を描くように。
- ゴムブラシ・・・・・表面にこびりついた汚れを押すようにして落とす。
- 金属ブラシ・・・・・こすらずに、手首をうまく回転させてブラッシングする。
《ゴムブラシ》
出典先:http://fashion.adeliepenguin.info/2979.html
裏技
旅先でケアグッズがないときは、ブラシの代わりに歯ブラシを代用できます。
【革靴(エナメル)】
エナメル素材とは、皮革の上にウレタン樹脂を吹き付けた素材です。
光沢があり、エレガンスな印象なので、フォーマルのアイテムと相性抜群です。
そのエナメル素材の靴のお手入れをご紹介します。
出典先:http://www.novianovio.com/fs/novianovio/010407ok-m6
新品をおろす時にするべきこと
- ブラシはキズが付く心配があるので、乾いたクロスでほこりを払う程度。
※合成樹脂が表面に塗装されているので、栄養クリームは塗らない。
日常のお手入れ
- 脱いだらすぐシューツリーを入れる。
※めったに履かない靴であるために履くたびにケア必須。
定期的なお手入れ方法
- クロスを水で湿らせて、泥やほこりを落とす。
- 汚れは普段使いのクリーナーを使い、乾拭きする。
- エナメル用クリームを塗ったら、半乾き状態で一気に乾拭きする。
保管について
- 水やポリッシュウォーターをクロスに湿らせ、泥汚れなどを落とす。
- エナメル用クリームを塗る
- しばらく置いてからクロスで乾拭き。
※ブラシは使わないように。
【革靴(エキゾチックレザー)】
蛇、ワニ、トカゲなど爬虫類系の靴のお手入れ。注意点
クリーナーや、クリームは目立たない場所で試してみる。
ツヤが消えたら使わないこと。
出典先:http://mishoecare.exblog.jp/24493525/
- 全体を水拭きして乾燥させる
- 靴用クリーナーを布で全体を拭いて汚れを落とす。
- 乳化性クリームを別布に取り、全体に塗る。※ロウやワックスは使用不可
- 乾いた布で乾拭きする。完了。※防水スプレーはツヤがなくなるので使用不可
【布素材のパンプス】
靴ブラシで一定方向にブラッシング。月に一度程度、撥水スプレーをする。
【布製のスニーカー】
汚れた時の洗い方
- 洗浄液につける。紐は外す。食器用中性洗剤を溶かしたぬるま湯にひもと、スニーカーの両方を20分程度つけておく。
- 靴用洗濯ブラシでこする。細かい部分は歯ブラシ使用。内側はゴシゴシと強く、外側は優しくがコツ。
- すすぎはしっかりする。
- 陰干しして完了。※針金ハンガーの両端を上に変形させてひっかけると干しやすい。
出典先:http://kinisuru.com/rain-shoes-care-4126
【レインブーツ】
ゴム製のレインブーツはお手入れが大切。ひび割れや黄ばみ、匂いを防ぎましょう。
- 食器用中性洗剤を水で薄めたものに浸け、食器用スポンジで外側を優しく洗う。内側はごしゴシゴシ洗っても良い。
- よく水ですすぎ、陰干しする。※直射日光はゴムの劣化のもとになります。
- 内側が乾かないときは、逆さまにして、少し斜めに干すとよい。完了。
出典先:http://sonicwear.exblog.jp/13653775
【サンダル・ミュール】
長持ちお手入れ方法
- 指先の跡の汚れを落とす。指先は油汚れなので、洗濯用弱アルカリ洗剤を水で薄め、布を固く絞って拭く。
- 全体を固く絞った布で拭く。但し天然素材のものや布製サンダルは靴ブラシでブラッシングする程度にする。
- 風通しの良い場所で保管。ストラップなど金具がついたものは外す(サビ防止)。完了。
【ロングブーツ】
長持ちお手入れ方法
- 内側も外側も乾拭きする。革クリームを少量乾いた布にとって磨くのも良い。
- 内側は固く絞った布で拭く。その後日陰で2~3日陰干し。
- 箱に入れる場合は乾燥剤を入れて、年に2回は外に出す。型崩れ防止にブーツキーパーを入れる。
【登山靴(ヌバックレザー)】
レザーの登山靴は、何も手入れをしないと寿命は3年と言われています。
ありがちトラブル「紙現象」とは?
レザーですので、栄養分が不足すると、紙が濡れた後乾いてパリパリになるように、靴もパリパリになってしまいます。スプレーだけかけてもダメなのです。
山から帰ったらまずすること
それはできるだけ早く、泥や砂の汚れを洗い流すことです。
登山靴お手入れグッズ
- 防水ジェル
- ヌバックローション
- 防水・保革ワックス
- 専用の磨きブラシ
磨き方
- 靴ひもも取って汚れを落とし、ワックスを塗る
- インソールを取り、内側も掃除する。(※汗で湿っているので陰干ししましょう)
- 靴の中のゴミなどを取り除く。
- タオルやスポンジを使い、表面をしっかり水洗い。(ひどい汚れには磨きブラシ、たわしを使用)
- ソールを真鍮の金ブラシで洗う
- 靴の表面が水に濡れている状態で、防水ジェルを使い表面を保護
- 手で塗った後は、ブラシで刷り込む。
- 最後にブラッシングをしてムラなく濡れたらオッケー。
色が褪せてきたら、色彩を復元させるローションがあるので、塗ると、綺麗な状態が保たれます。
画像出典先・参考記事:http://www.backcountry.co.jp/info/oteire5.html
~靴の匂いを防ぐ~
軽い匂い
- 靴の内側を固く絞った布で拭く。
- 陰干しする
頑固な匂い
- コーヒーかすをトレーに乗せ、乾かす。
- お茶パックなどの袋に入れて靴の中へ。2~3週間は効果が持続する。木炭でも効果あり。
※バイオを利用した消臭剤を使うのもオススメ。
〜カビを防ぐ保管方法〜
- 大事な靴は上の段へ。湿気は下に溜まりやすい。
- 靴は移動させて保存する。同じ場所にしまわないことで、空気に動きが出て、湿気や匂いが循環される。
- スペースに余裕をもたせる。ぎゅうぎゅう詰めこむと、湿気がこもりやすい。
- 梅雨時期の靴箱は開けっ放しでも良いくらい。大切なのは通気性。
参考図書:男のレザーグッズ・メンテナンスブック(成美堂出版)、NHKまる得マガジン これでピカピカ!革靴のお手入れ(NHK出版)、お手入れの教科書(著:阿部絢子)
〜手に負えないトラブルは専門店へ〜
踵の磨り減りなど、自分でも修理可能ですが、早めに対処しないと靴は痛みます。
専門的に相談することで、大きなダメージが防げます。
高級なお品や、思い出のある大切なお品は専門店にお任せしましょう。
〜靴にまつわる裏技〜
靴底についたガムを簡単に取る方法
- コールドスプレーをガムに噴射し、凍って固まったところを剥がすと簡単にポロっと取れます。
- ポケットティッシュを地面に置き、切込みのない方を上にして靴で踏む。ガムがビニールに密着するように10mくらい歩くと取れます。
出典先:http://revency-make.com/item/item023.html
くさい靴の匂いを取る
10円玉を靴に入れておくだけ。但し、10円玉自体は超~臭くなるらしいです。
バナナの皮でピカピカになる
バナナの皮の内側で革靴(黒または茶色のみ)を磨くとピカピカになります。タンニンという成分が革を柔らかくし、汚れを綺麗にしてくれます。
出典先:http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_image/?id=20150126-00040160-r25&page=1
ストッキングでもピカピカになる
使い古しのストッキングで磨くとピカピカになります。静電気がほこりを吸着。細かい繊維によりツヤが出る。
旅行先で靴が磨きたくなったら
ワックスの代わりにボディーローションで代用できます。
シューキーパーを手作りする
新聞紙を丸め、シューキーパー代わりにする。靴の形にも簡単に合わせられ、湿気も吸うので便利。インクが気になる時は、使い古しの靴下を履かせよう。
出典先:http://男の着こなし.com/osusume-2921
靴は体の一部です。
「オシャレは足元から」「足元をみられる」
そう、足元は見られているんです!!
足に合った靴は履いていて気持ちの良いものです。
お手入れが行き届いた靴は見ていて気持ちの良いものです。
もし、手放す時にもダメージが少なければそれだけ価値も上がり、
次に使う方に喜ばれます。
手入れが行き届いた靴は、買取金額アップにもつながるでしょう。
出典先:http://xbrand.yahoo.co.jp/category/fashion/17227/9.html
出典先:http://xbrand.yahoo.co.jp/category/fashion/16991/2.html
買取査定をお願いする
少しでも高く、量が多すぎて困っている、御利用した事無い、そんなアナタ様におススメします!
もちろん出張費、手数料など金銭関係の事は一切掛かりません。お客様は無料です。