2017年米国どうなる?ゼロハリバートンも新スタート!

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今年のニュースとして印象的なのが、アメリカの大統領選です。
本命と言われていたクリントン氏を抑え、トランプ氏が当選しました。来年、2017年のアメリカはどうなるのか?

一方、とあるアメリカの老舗ブランドの動向にも注目が集まっています。
約80年の歴史あるアメリカのZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)というトランク等のバッグの会社です。

来年、2017年元日より、新CEOを迎え、ゼロハリバートンブランドはどのように変わって行くか?ゼロハリバートンを知らない人、旅行好きな人、トランクを新調したい人も知ってみると面白いゼロハリバートンの世界を、新製品&コラボ商品を交えてご紹介します。

2017年ゼロハリバートン、新たな時代へ

★ゼロハリバートンの歴史

▼創業者アール・P・ ハリバートン
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出典先:http://oilpro.com/post/671/cementing-a-reputation-the-story-of-erle-p-halliburton

世界を飛び回るオイル事業のビジネスマン”アール・P・ ハリバートン”は、1983年、航空機設計のエンジニアの協力の元、機密性が高くとても頑丈な素材、アルミニウム合金(ジュラルミン)を使用したアタッシュケースを開発した。これがゼロハリバートンのスタートだった。そして同年、カリフォルニア州にハリバートン社最初の工場を開設した。

1946年、ハリバートン社からジラルドメタルコーポレーションへ事業が委託されたが、この会社の発音が難しいという理由により、ゼロコーポレーションという名前に変更された。この時の製品、リブという線が施されている「ダブルリブ」と呼ばれる、ゼロハリバートンを象徴するデザインが生まれる。

▼1950年ころの製品’オーバーナイトアタッシェ’
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/product/series/zr-vintage/94121-04.html

1952年には、創業者ハリバートン氏よりゼロコーポレーションへ事業が売却され、ゼロハリバートンという名前でゼロコーポレーションの傘下の一事業になった。製品名も1959年にはゼロハリバートンとなる。

その名を有名にしたのは、1969年アポロ11号、月面着陸成功の時に月の石と砂を持ち帰るバッグとしてゼロハリバートンのケースが使用されたことだ。これはNASAからの依頼があって作った特別な物だったらしいが、通常のケースの内側を改造しただけの物だったらしい。

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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/inside/#history

また、こんな逸話もある。1974年、ハイジャックされた飛行機が人質解放後に爆破された。多くの荷物は残骸と化した中で、ゼロハリバートンのケースは外側のみの損傷で、中は無傷だったとか!ゼロハリバートン社の製品の頑丈さが、偶然にも証明された瞬間だった。

2006年、エースの傘下に入る。

2007年に、ゼロコーポレーションから独立。ゼロハリバートン社としてスタートする。

翌2008年には、軽量で強靭な素材、ポリカーボネートを使用した製品を発表。

2013年ブランド設立75周年を記念し、ZR-Geoを発表。これは2011年に発表されたZERO Airで採用された「エックスリブ」の進化系デザイン。今までの物と比べて軽量化が進み、デザインもとてもお洒落でクール!
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/product/series/zr-geo/94082-05.html

★ゼロハリバートンは新CEOを迎え、新たなステージへ!

▼新CEOトム・ネルソン氏
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PHOTO BY MAYUMI HOSOKURA  出典先:https://www.wwdjapan.com/351748

来年2017年元日より、ゼロハリバートンは、新CEO”トム・ネルソン氏”が就任する。このネルソン氏は、ルイヴィトンやペプシコ、コーチを渡り歩いてきた人物。最近ではアメリカのバッグブランド”TUMI(トゥミ)”の経営に15年もの間、携わってきた人物だ。ラゲージ、服飾雑貨などにも精通している。

★レガシーが大切!ゼロハリバートンは全てアメリカ製に戻ります

時期CEOは、同じクラスの中で最高クラスの品質を目指すこと、アルミニウムラゲージの先駆者として、さらに軽量な物を目指すこと、ブランドのレガシーを取り戻すことなどを挙げている。

その一つとして、2017年の来年末までには、全ての商品の生産拠点をアメリカに戻すと宣言している。”本当の意味でのメイドインUSA”を目指すことを公言している。

★ゼロハリバートン日本での展開

今、世界22カ国30店舗を構えるゼロハリバートン。日本では、来年2017年4月に銀座に新しくできる商業施設”ギンザシックス”に、コンセプトストアを出店する予定。

日本では、エース社がゼロハリバートンの商標と販売権を所有しています。

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ゼロハリバートンは、月面着陸やハイジャックなど、世界中で注目されるニュースの中で、その高い品質が証明されていたんですね。どんな社内の実験データよりも、説得力は大きかったことでしょう。

また、最近のデザインの格好良さは、特に男性の心を捉えているようです。

新CEOが全商品をアメリカで生産することについては、私の個人的憶測ですが、トランプ時期大統領の就任が関係あるのではと思ってしまいます。トランプ時期大統領はやり手のビジネスマンですし、強いアメリカを取り戻すと宣言しています。企業の工場が中国始め海外に流出するのに歯止めをかける施策をするというニュース(Apple社のiPhotoの工場をアメリカへ等)も流れています。

来年のアメリカ、来年のゼロハリバートンに注目ですね。

ビジネスマンの憧れ、ゼロハリバートン人気の秘密

同じようなトランク市場で、ゼロハリバートンが支持されるのはその保証期間の長さです。リモワは5年、グローブトロッターは2年とも聞きますが、ゼロハリバートンはなんと、10年!※これは消費者も安心できますね。※アルミ製品(iPhotoケース除く)に限る

★クールでスタイリッシュな製品達

最近のゼロハリバートンの製品はスタイリッシュでクールだと、特に男性ビジネスマンに大人気。とてもクールでスタイリッシュです。

▼軽さが魅力のシリーズ”新ゼロエアー”。圧倒的に軽いんだとか。女性にも嬉しいですね。
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/news/2013/11/000537.html

▼ポリカーボネート製の、トローリー”ZRO Polycarbonate”伝統を受け継ぎ、進化したデザイン。
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/news/2016/08/001046.html

▼アルミなどのイメージが強いが、ナイロン製品もあるんです。こちらの”ZEST”しなやかだけど、機能、耐久性、機動力に優れていて、ビジネスマンの味方です。
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/news/2014/02/000648.html

現在は、サッカー選手、ロナウジーニョ氏がアンバサダーに就任している。
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出典先:https://www.wwdjapan.com/345740

★コラボすれば大人気!ゼロハリと組みたがる企業達

クールでお洒落で格好良いイメージのゼロハリバートンとタッグを組みたがる企業は多々あります。コラボした製品は何処でも大人気!

レアなコラボ製品を集めてみました。

▼2001年に日立マクセルから発売されたゼロハリバートンとのコラボデジカメ。8000台の予約販売。限定販売でした。
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出典先:http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010618/maxell.htm

▼2016年1月に発売されたSEIKOとのコラボTRANSOCEAN(トランスオーシャン)。希望小売価格140,000円+税(数量限定各500本)。本格的なダイバーウォッチです。

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出典先:https://www.seiko-watch.co.jp/news/pressrelease/posts/493/20160113

▼メンズスキンケアのラボ シリーズから、ゼロハリバートンとコラボしたスキンケアセットが今年10月に発売されました。下のカモフラ柄は伊勢丹限定品。
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出典先:http://www.imn.jp/post/108057196117

▼今月(2016年12月2日)に発売された、iPhone7対応ケースです。アタッシュケースそのまんまな感じのデザインがクール。
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出典先:http://www.zerohalliburton.jp/news/2016/12/001051.html

まとめ

デザインはクールでスタイリッシュ。でも見た目だけじゃない。中身も凄いんですねゼロハリバートンのトランクは!!
歴史の場面場面で注目を集め、その実用性、大切な荷物を守るというラゲージの役目をきっちりこなすゼロハリバートンの製品達。

2017年は新CEOを迎え、新たにグローバルな戦略を立てるのだとか。
約80年の歴史を大切にしつつ、最近増えているアジアからの旅行者にも注目!トラベル市場の益々の拡大を睨みつつ、チャンスを狙うようだ。

どうなる来年のアメリカ?どうなる来年のゼロハリバートン?

特にビジネスマン、旅行好きには気になる年となりそうだ。

見出し画像出典先:http://www.zerohalliburton.jp/inside/#history

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