世界中のセレブも来日!カルティエ銀座ブティックオープン

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出典先:https://www.fashion-press.net/news/26162

シャネル、ハリーウィンストンなど、名だたるブランドの日本における本店がひしめく街、銀座に先々月28日(2016年9月28日)、カルティエ銀座ブティックが2年の年月を経てリニューアルオープンした。

リニューアルオープンと言えば、なんとなく大した事がなさそうだが、このカルティエ銀座ブティックは、スケールが違う。

オープンに先駆けて、様々なイベントも行われ、世界中のメディア、上顧客が来日したという。

そんな世界中のセレブも注目する、カルティエ銀座ブティックとはどんな場所なのか?早速ご紹介します。

カルティエとはどんなブランドなのか?

カルティエと聞いて、何を連想しますか?
時計ですか?宝石?革製品?意外に知らない歴史を簡単にご紹介します。

★カルティエ(Cartier)の歴史

1847年 メゾンカルティエは、ジュエリー職人のルイ=フランソワ・カルティエによって創業された。後に、息子、孫へと引き継がれる。店は繁盛した。

1899年 ラ・ぺ通りに店を出す。これも世界中のセレブを魅了するなど、大成功を収める。

1904年 後継者の3兄弟のうちの二人がロシアを訪問。ここでインスピレーションを受けた二人はロシア貴族にも受け入れられ、更なる繁栄を遂げる。

その後、英国貴族にも大人気、店も増やしていく。

次の後継者の息子達は、インドの王子達の信頼も勝ち取って、貴重な宝石をカルティエに託したと言われている。

1911年 インドに拠点を構える。インドジュエリーからの影響で、東洋と西洋を融合されたカルティエ独自のスタイルを次々に作品に反映させた。カラフルで豪華なジュエリーは人々を魅了した。

ニューヨークでは富豪達のほか、ブロードウェイのスターやハリウッドのスター達が顧客となり、現在の地位を確立した。

カルティエは、創業以来、ずっと第一線を走り続けている宝石のブランドで、息子や孫などが代々経営しているファミリー企業なんですね。
ロシアやインドに影響を受けたのは意外でした。
他にもアジア等、様々な国からインスピレーションを受けているようです。
独自のデザインの秘密はこんな所にあったようです。

余談ですが、昔、カルティエはカルチェと日本で呼ばれていました。これを知ってる方は、バブル経験者ですよね?1980年代後半まで、日本ではカルチェと言っていたのです。現在は、フランス本国や英語の発音に近いので、カルティエと日本でも言われています。

★カルティエの人気アイテム

カルティエといえば何を連想されますか?私は革製品。あの独特のツヤのあるボルドー色を思い浮かべます。
ジュエリーで定番かつ人気なのが、”トリニティ ドゥ カルティエ”です。

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出典先:goo.gl/v2edjF

トリニティリングは、3つのゴールドリング(ピンク、イエロー、ホワイト)からなるデザインが最大の特徴です。1924年、ルイ・カルティエの未来を見据えた目から作られたと言われています。3色のカラーにはそれぞれ意味があります。

  • ピンク 愛
  • イエロー 忠誠
  • ホワイト 友情

指輪の他、ブレスレットやネックレス、イヤリングにも展開されています。フランスの芸術家、ジャン・コクトーがはめていたというのも有名な話。

また、こちらの’ラブブレス’も人気のアクセサリー。1969年カルティエのデザイナーが昔、戦士が自分の妻に貞操帯を身につけさせたという話からインスピレーションを受けてデザインしたもの。なんと、鍵もかけられるそうです(ドライバーで締めるのだそうです)。

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出典先:goo.gl/opbU91

カルティエは時計も人気です。

1904年 サントスウォッチが誕生。当時、ブラジル人のパイロット、サントスから操縦桿を握ったまま時間を確認したいとの要請を受けて作られたという時計。実用的かつ、オシャレな腕時計は瞬く間に大人気になりました。

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出典先:goo.gl/BE4Syi

1917年 タンクウォッチ誕生。第一次大戦中、ルノー製の戦車のデザインからインスピレーションを受けた洗練されたラインの腕時計を作り、以降様々なバリエーションが作られている。

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出典先:goo.gl/V3e0xv

この二つの時計のデザインは、様々なモデルに展開されて今も輝いています。

他にも美しい曲線のトノー、トーチュ、ベニュワールなども誕生しています。

フランスと日本の融合。唯一無二と言われるカルティエ銀座ブティックの魅力とは?

★建物自体がアートで豪華


ニューオープンしたカルティエ銀座ブティックは、地上3階、地下1階の4つのフロアで構成されています。

▼1階 ジュエリーのフロア
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▼2階 時計のフロア
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▼3階 ダイヤモンドをメインにしているフロア
ブライダルにも対応。結婚指輪、婚約指輪をお探しの方はこちらへ。
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▼地下1階 レザーグッズ、筆記用具などのフロア
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フロア画像出典先全て:goo.gl/AUbozE

まず、入って驚くのが、イタリアのガラス職人が作った7メートルもある巨大シャンデリア。1階から2階は吹き抜けになっていて、まるで光の滝だと評判です。これだけでも行って見る価値ありです。

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出典先:http://www.team-lens.com/heartstrings/2016/october/2016_1013.html

店内は、フランスの上流階級の方をおもてなしするような雰囲気プラス、日本の障子や屏風をイメージさせるデザイン。ここでもフランスと日本の融合が図られています。

★日本初の、こんなスペースが誕生!

一番の目玉は、1階のジュエリー売り場の奥。
日本初の、ハイジュエリーの専門サロンが設けられています。
ここは、ハイジュエリーのdestination(目的地)なんて呼ばれているらしいです。ゆっくりとお話ししながら、ハイジュエリーを選ぶことができるスペースがあるのが特徴です。
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出典先:goo.gl/y8FajK
100平米を超えるというこの銀座店は、旗艦店としての役割も持っています。

★カルティエ銀座ブティック詳細

  • 住所:東京都中央区銀座2−6−12
  • TEL:03−5159−3200
  • 営業時間:11時〜20時(年末年始を除き、年中無休)

世界に先駆けて発表された”カルティエマジシャン”

カルティエ銀座ブティックのオープンを祝ったイベントが先月(10月)に、開催された模様!これも、ハイジュエリーに負けない(?)豪華さです。

★日本初!新作コレクションを美術館で発表!イベントも開催

上野にある東京国立博物館 「表慶館」で、カルティエは、ハイジュエリーの受注イベントを開催しました。
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出典先:https://www.fashion-press.net/news/26464

新作コレクション”カルティエマジシャン”を含む約500点の作品が披露された。日本で世界に先駆けて新作を発表するのは、約170年のカルティエ史上、初なんだとか。
”トゥッティ・フルッティ”、”パンテール(豹)”、ヴィンテージ作品なども並ぶ貴重なラインナップ。

世界各国のメディアや上顧客が招待され、最終日には抽選で一般公開もされた模様です。

また、カルティエ銀座ブティックではオープンイベントとして、9月26日に女優の宮沢りえさんが点灯式に出席。他にも有名女優やモデルらがドレスアップして華を飾った。

th_cartier-09-26m出典先:goo.gl/fFu9EX

★新作コレクション”カルティエマジシャン”が豪華すぎる

新作コレクション”カルティエマジシャン”は、3つの魔法で構成されている。

▼MAGIC OF LIGHT(光の魔法)…燃えるようなダイヤモンドの光

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▼MAGIC OF DESIGN(デザインの魔法)…ダイナミックな躍動感

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▼MAGIC OF REAL(現実の魔法)…現実の動物や花などの生命を表現

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独創的なデザイン、卓越したクラフトマンシップにより、実現できた新作コレクション。眩い輝きにクラクラしそうです。
カルティエマジシャン画像出典先全て:http://www.cartier.jp/ja/pages/cartiermagicien.html

創業以来常に人気!衰えないカルティエ・ハイジュエリーの輝きの秘密

カルティエの記事を書くにあたり、調べていくうちに驚いたのは、カルティエの宝石の豪華さだ。

宝石は豪華で贅沢なものだ。しかし、宝石の価値を脇に置いても、カルティエの豊かな発想から来るデザインの独自性、伝統的なアトリエの職人技には圧倒される。

カルティエの人気のデザイン、”パンテール(豹)”のブレスレットは、宝石の配置に2週間かかる。豹の骨格作りに400時間、豹の頭が回るようにする作業に数百時間…一体どのくらいの時間で完成するんだろうか?
▼パンテールジュエリーの一例

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出典先:goo.gl/jUj7b0

また、”トゥッティ・フルッティ”という作品は、制作にあたり、最低でも2500時間はかかるという。
▼トゥッティ・フルッティのネックレス

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出典先:http://hpplus.jp/spur/clip/1524481/

これらの作品を作る器具は、数世紀も前のものと同じ形をしていて、宝石のアトリエでは多めの約40人の職人が日々、金槌やヤスリで宝石を磨いている。(カルティエアトリエディレクターグザビエ・ガルガ氏の朝日新聞インタビュー談話より)

豪華さの奥に、歴史と職人の技を感じさせるカルティエのハイジュエリー達。
時代は変わっても、セレブの肥えた目を楽しませているようだ。

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