2017年春夏トレンド速報★隙ある女が街に溢れる予感?

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出典先:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/23984/415046

今年2016年・秋冬トレンドキーワードは、色なら「テラコッタ」、形や素材なら「プリーツ」、秋冬の定番ではありますが、「ファー」の人気も今季は一段と高まっています。

季節を先取りするファッション業界ではすでに話題は、来年(2017年)の春夏のトレンド!

来年、2017年春夏のトレンドは、スタンダードな定番の服のデザインに、ちょっとした違和感をプラスしてみる。そういった「違和感」、「今までとちょっと違う感じ」が、キーワードになりそうなんです!あるファッション誌では、これを「スキ(隙)」と表現していました。

この傾向はここ最近のファッション誌等でのモデルの着こなしにも反映されています。

よく聞くキーワードが「抜け感」。
決めすぎずはつまらない。だらし無さはカッコ悪い。そこで、きちんと感は残しつつ、ナチュラルな着崩しがあることを「抜け感」または「こなれ感」というのです。

これも、「スキ(隙)」「違和感」のあるファッションに通じるものがあるのでしょう。

▼最近のトレンド着こなしの一例「襟抜き」です。
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出典先:http://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods-sale/10926419/?did=25915284

上の画像のような襟を抜いて、まるで花魁の着物のような着こなし「襟抜き」が今年、大流行しました。
ちょっぴりセクシー♪これぞ、隙のある流行のコーデです。

2017年春夏コレクションの画像を交え、大きなトレンドキーワードを見て行きましょう!

なんかオカシイ?
その違和感がトレンドです

★スタンダードな服にセリーヌがした仕掛けとは?

▼左右違う色の靴
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/celine/17ss-rtw

▼テーラードジャケット、スーツの下に透け感ある裾がひらひらと…
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出典先:同上

★美しいロエベの服だが、なんかオカシイ?

▼きれっぱしや、擦り切れディティール
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/loewe/17ss-rtw/page/2

▼極端に長い袖のアンバランス
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/loewe/17ss-rtw/closeup/page/4

★着こなし新鮮!今までなかったコーデかも?

ジャケットやカーディガンをボトムスに入れるのも流行りそう?

▼ステラマッカートニー
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/stella-mccartney/17ss-rtw

▼プラダ
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/prada/17ss-rtw

▼DKNY
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/dkny/17ss-rtw

どうでしたか?常識とは少しズレているような感覚の「違和感」。
左右靴の色が違った方に声をかける時、来年からは「寝坊したの?」と言ったら逆に笑われるかも?
ハイウエストやシャーリング、ウエストマークも来季は注目のキーワードのひとつなので、ジャケットや上着をインしてウエストを強調する着こなしもトレンドになりそう。スタイルも良く見えます。
また、極端に袖が長いバランスは各ブランドで目に付き、とても新鮮に映りました。

オフショルが流行った今年。
では来年の肩事情はどうなる?

襟抜きが流行った今季のコーデ。肩を大胆に見せるオフショルダーの服も流行しました。2017年はそんな首、肩を魅力的に見せるさらなる進化系オフショルが出てくる予感。

★ワンショルダーでより隙、よりセクシー

左右どちらかの肩だけを魅せるワンショルダー。

▼クロエ
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/chloe/17ss-rtw/page/2

▼サンローラン
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/saintlaurent/17ss-rtw/page/3

★襟抜きの進化系?オフショルとの融合で斬新&セクシー

▼OFF WHITE (オフホワイト)
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/off-white/17ss-rtw

★様々なタイプのオフショル進化系ファッション

▼3.1PHILIP LIM (フィリップ リム)
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/31-phillip-lim/17ss-rtw

▼ジバンシィ バイ リカルド ティッシ
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/givenchy-by-riccardo-tisci/17ss-rtw/page/3

オフショルのような、襟抜きのような、今までにないタイプのデザインが面白いのは、オフホワイトというブランド。また、アシンメトリーなバランスがよりセクシーなワンショルダーも多くのブランドが発表していたので人気が出そうです。今年に引き続き、オフショルダーは様々なバリエーションが出そうな予感。鎖骨を綺麗に見せてくれるので、女性らしさもアップ。胸元や足を見せるのはちょっと…という人にも鎖骨なら見せられるかも?そういった意味で幅広い年代、体型の方に受け入れられそうです。

エフォートレスに続くキーワードになるか?
”リフォーメーション”って何?

英語でreformationとは、改善とか、改革なんて訳されますが、ここ、ファッションキーワードとしての「リフォーメーション」とは、作り変えること。例えば、メンズファッションをレディースファッションにする。スポーツウェアをフェミニンな洋服にする等です。

▼ルイ・ヴィトンは、スーツに切り込みを入れてリフォーメーション
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/louis-vuitton/17ss-rtw

▼サカイはメンズサイズの大きなパジャマをエレガントにリフォーメーション
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/sacai/17ss-rtw

▼グッチもシルクのパジャマをスーツ仕立てにリフォーメーション
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/gucci/17ss-rtw/page/4

実はリフォーメーション(The Reformation)という名前そのまんまのブランドがあるようで、海外セレブやモデルに人気が出ています。このブランドは2009年にアメリカの新進気鋭のデザイナー集団が立ち上げたもので、ヴィンテージ物、デットストック物を素材として使ったハンドメイドな服。全てが一点物または数量限定の希少性の高さもウリです。日本にはまだ未上陸で、知る人ぞ知るブランドなんです。
裁縫が得意な方は、素敵なヴィンテージ物を中古でゲットしておいて、自分でリフォーメーションするっていうのもアリですね。

2017年春夏ファッショントレンドまとめ

いかがでしたか?来年の春夏トレンド。
ハイブランドが発表した2017年春夏コレクションで印象的なのは、スタンダードなスーツやワンピ等のアイテムでも、今までに使わなかった様な素材を使ってみたり、コーディネイトの常識を打ち破ったり。”今”の気分にぴったりな捻りの効いたデザインが来年の春夏のトレンドになりそうです。

また、今までないようなタイプの、メンズ服をレディースに仕立て直したような服、パジャマをドレスアップしたような服等、リフォーメーション(作り変えたような服)が多く見られるのも今季の特徴です。

ここで懐かしい思い出が頭をよぎりました。バブル崩壊後の20数年前、細身の同僚女性が、ファッションにこだわりある方で、フリルの付いたゴルチェのメンズシャツを仕立て直して着ていたことを思い出しました。女性の可愛らしいフリルとは違って、ちょっと端正な顔も覗かせるそのハンサムで品のあるシャツは華奢な彼女に似合っていてとても素敵でした。そう、リフォーメーションです。ずいぶん時代を先取っていました。

ここ数年ファションの傾向としてある、エフォートレス、スポーティ、リゾート等はベースとして残りつつ、
これまでとはちょっと違うなんかが違うえ?何が違う???

来年の春夏は、ちょっぴりの違和感と、スキ(隙)ある女性が街に増えそう。
キメキメよりは、親近感もあってセクシーで、ある意味”スキ(隙)ファッション”は”モテファッション”かもしれませんね。

▼セリーヌ2017SSコレクションより。
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出典先:http://www.vogue.co.jp/collection/brand/celine/17ss-rtw/closeup

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