なぜ高級ブランドは再び銀座へ?探してみた3つの証拠!

銀座といえば、ひと昔前までブランドの聖地と言われていました。しかしながら、2008年のリーマンショック以降はハイブランドは銀座から次々と撤退し、代わりに勢いに乗ったファストファッションが出店ラッシュ。銀座の大人で高級なイメージから、若者も集う街に変貌しつつありました。

現在でもその傾向は変わらないと思っていましたが、
2015年に入り、だいぶその様子は変わってきました。

ハイブランドが銀座に注目する【証拠1】

一度閉店したイタリアのハイブランドが銀座にオープン!

イタリアの高級ブランドヴェルサーチは、2009年に都内にあった店舗を閉めています。
しかし、2015年11月23日、銀座に旗艦店をオープンさせました。
※旗艦店とは、各地にある同系の店の中で、そのブランドの中心となるお店のこと。

新店舗のコンセプトは「過去と未来の出会う場所」だそうで、ホワイト&ゴールドを基調とした店内に、まるで宙に浮いているかのようなアクリルの樹脂の壁、大理石のディスプレイが飾られています。まさしく、ヴェルサーチの世界観を表しています。

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出典先:http://www.fashion-press.net/news/19988
【店舗詳細】
ヴェルサーチ 銀座店 
住所:東京都中央区銀座 6-7-12
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-6264-5610

ハイブランドが銀座に注目する【証拠2】

人気ブランドが世界で2番目の出店に銀座を選んだ事実。

HUNTER(ハンター)が来年2016年日本初の旗艦店を銀座にオープンする予定だ。
新商業施設内で、なんと日本では初!世界でも二番目の店舗となる。
レディース、メンズ、キッズそして新しい2つのブランドカテゴリーを大々的にアピールする方針だ。

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出典先:http://www.fashion-press.net/news/19038
【店舗詳細】
HUNTER 銀座旗艦店
オープン予定日:2016年春頃
住所:東京都中央区銀座5-2-1

世界最大規模の旗艦店を銀座にオープンさせたという事実。

イタリアブランド、エルメネジルド・ゼニアは今年3月、4階建ての旗艦店を銀座にオープンさせた。ゼニアの直営店で世界最大規模だという。創業者一族の一人はこう言ったという。
銀座は「アジアの窓口」だと。
【店舗詳細】
Ermenegildo Zegna 銀座店
住所:東京都中央区銀座2-6-16
TEL:03-5524-1910

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出典先:http://www.fashion-press.net/news/15170

ハイブランドが銀座に注目する【証拠3】

ファストファッションブランドの跡地に人気アウトドアブランドが入った!

ファストファッションで人気のスペイン発のブランドZARA(ザラ)。
そのザラが今年2月に閉店し、その跡地には、アウトドアで人気のブランド
モンクレール(Moncler)が今年10月24日に旗艦店をオープン!

フォーエバー21も松坂屋銀座店の閉店と同時に銀座から消えた。
ファストファッションに押され気味だった銀座の雰囲気がまた変わりつつあるのでは?
【店舗詳細】
モンクレール 銀座
住所:東京都中央区銀座2-4-9
TEL:03-6264-4245
営業時間:11:00-20:00 ※不定休

MONCLER
出典先:http://www.fashion-press.net/news/19690

結局、なんで銀座に高級ブランドが再び集まるのか?

円安による爆買いツアーの盛況

今年、2度ほど銀座に食事に行ったのですが、久しぶりに訪れた銀座は異様な空間でした。
「ここ、中国?」と、言いたくなる程、外国から来た旅行者…とりわけ中国からと思われる一行が多く見られました。また、かなりの方が大きなスーツケースをガラガラと引きずっていました。

これがニュースで良く見聞きしている「爆買いツアー」なんですね。
今年の流行語大賞にも選ばれるほど、この言葉は浸透しました。

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出典先:http://creatorjapan.asia/chinese-bakugai/

なぜこのように中国人を始め、海外の旅行者が日本に来るかというと、円安で割安感があり、比較例を挙げれば、現在、韓国で約20万円するヴィトンのバッグが、銀座では約17万円ほどで手に入るというのです。

こういった理由で、日本に今、高級ブランドを出店すれば、中国人観光客など旅行者からの恩恵を受けられるという狙いなのだ。

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出典先:http://pure-baibai.com/eki/

オリンピック・パラリンピックで更に海外からの旅行者を狙う

2020年、東京に二度目の五輪が来ることが決定しました。エンブレム・ロゴ問題、新国立競技場の問題など今、ニュースでも毎日のように取り上げられ、日本国内だけでなく、世界中から注目を集めている東京。世界中から競技に、応援・観戦に、旅行者が増えると予想されます。

今回の出店の波は今までの出店とは違い、
「アジアに注目した新しい意味での出店」という意味合いが強い。

これから、銀座はどんな街になっていくのだろうか?円安が終わったら?オリンピックが終わったら?
本当にハイブランドが定着し、ニューヨークやパリなどのように銀座はアジアのブランド拠点になれるのであろうか?銀座の今後に目が離せない!

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出典先:http://chaikuru.com/lab/2014-chinese-come-japan-date/

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